WordPressをアップデートしてエラーが発生した場合、前のバージョンに戻したい時があります。

All-in-One WP Migrationでバックアップを取っておいても、WordPressのバージョンなどは新しいものになっていたり、プラグインだけを自動更新していたらContact Formなどが動かなくなったなど、困ったことはないでしょうか。

原因を突き止めるためには時間が掛かりそうなとき、問題なく動作していた状態に戻して時間を稼ぐ！

そんなプラグインの紹介です。

※WordPressやプラグインはセキュリティ上の観点から、「最新のものを使う」が原則です。

WordPressをダウングレード 「WP Downgrade」プラグイン

手動でWordPressをリリースからダウンロードして、FTPを使ってダウングレードするやり方もありますが、一番簡単なのはプラグインを使うことです。

WP Downgradeの手順

1. プラグインの追加からWP Downgadeと検索する。
2. WP Downgradeをインストールし、有効化
3. 設定からWP Downgradeを選択
4. WordPress ターゲットバージョンを選び、変更を保存
5. WPへアップグレード/ダウングレードを適用するため xxx 次へ進んでください: コアの更新.をクリック

これでWordPressのダウングレード完了です。

ダウングレードするとダッシュボードの更新には、最新バージョンのWordPressをお使いです。と表示されるようになります。

更新されると困るので、この仕様は有難い！

プラグインをダウングレード「WP Rollback」

WordPressもプラグインも最新のものになっている状態で、WordPressだけダウングレードすると、動かないプラグインも出てきます。サイトの状態をチェックして、プラグインもダウングレードしましょう。

WP Rollbackの手順

1. プラグインの追加からWP Rollbackと検索する
2. WP Rollbackをインストールし、有効化
3. インストール済みプラグインの一覧を見ると「Rollback」の文字が見えるのでクリック
4. 戻したいバージョンを選択して、Rollback。

これで以前は問題なく動いていたWordPressのサイトが元通りです。

ローカル環境に移して原因究明

最後に、ローカル環境に移して原因を探ります。問題が解決できたら本番環境にアップロードして終了です。